ホームページの名前は二つある?


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今回はクライアントさんからの質問があったので回答を兼ねたブログ投稿です。

ホームページには事実上2つの名前が存在しています。

【1】見ているユーザーに覚えてもらう名前
ホームページに表示されている、その“ホーページの名前 ”がこれに相当しますが、多くのホームページは左上にロゴマーク・ロゴタイプが表示されていると思います。

【2】コンピューターに認識してもらう名前
ホームページの正式なタイトルとしてhtmlファイルに記載してある“タイトル”です。 
ブラウザ(InternetExploreやChomeなど)のウィンドウの上部に表示されています。 
※見ているページを右クリック→ページのソースを表示 で表示されるソースコードの<title>の箇所に記載されている文字が反映されています。

下図のような形です。

本来同一であるのが望ましいのですが上記のように異なる場合が多々あります。

これはSEO対策において【2】の記載内容が最も重要視されるため、【2】の方には検索を考慮したキーワードを必ず入れるべきです。

ベクトルの場合は、「株式会社ベクトル」で検索される事は勿論あるのですが、「あま市 ホームページ制作」で検索された時の方が表示させたいので、【2】は

「あま市のホームページ制作会社 | 株式会社ベクトル」

となっています。
※2011年11月8日現在。

ここが「株式会社ベクトル」だけの場合、検索エンジンのプログラムも「株式会社ベクトル」が何の会社かわからないので「あま市 ホームページ制作」で検索されても表示しないという事になります。
※タイトル以外の内容でもある程度判断されますが、タイトルが最も重要です。

一方、【1】についてはデザイン上あまりゴチャゴチャさせたくないので、画像で「株式会社ベクトル Vektor,Inc.」となっています。

が・・・

目に見える画像としては「株式会社ベクトル Vektor,Inc.」というロゴ画像表示ですが、ここもSEO対策として影響するので、htmlファイルには「あま市のホームページ制作会社 | 株式会社ベクトル」 と記載してあります。
※表示されている画像の文字とhtmlファイルに記載されている内容の相違について状況によってはペナルティが課せられる事があります。

上記のように、ホームページのロゴには検索キーワードが含まれていないけど、検索結果には繁栄させたいという場合は、htmlファイルのタイトル部分に検索キーワードを含んだ“タイトル”を記載する事があります。

※“検索対象になる”だけで、入れたからといって必ず上位に表示されるわけではありません。

この記事を書いた人

石川栄和代表取締役
名古屋のウェブ制作会社数社に10年程度務めた後、株式会社ベクトル設立。
企画・運営・コンサルティング〜WordPressを中心としたシステム開発まで幅広く携わる。
[ 著書 ]
・いちばんやさしいWordPressの教本(共著)
・現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド(共著)
[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
WordCamp Tokoy 2023 セッションスピーカー
WordCamp Asia 2023 セッションスピーカー(LT)
WordCamp Niigata 2019 セッションスピーカー
WordCamp Haneda 2019 セッションスピーカー
WordCamp Osaka 2018 セッションスピーカー
WordCamp Kyoto 2017 セッションスピーカー
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