車のCMに学ぶキャッチコピーの考え方


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今朝ネット上で『好きだった車のCM適当に貼っていくわ』という記事を見かけました。

自分はこの記事に掲載されてあったCMには残念ながらそそられなかったのですが、じゃあ自分はどんなCMにそそられたか・・・

そんな経緯で思い返して出てきたのが、この素晴らしいCMシリーズです!

【Heart-Beat motors】

男の子ってこういうのありますよね(笑)
最後の「Heart-Beat motors」が凄く若い頃の“子供らしさ”が表現されています。

【免許をとった、18の春。】

あぁ、こんな初々しい古きよき時代もありました。
又はこんな青春に憧れますね。

【初めてのキスの相手は、まだ独身だった。】

同窓会の開催を心待ちにしていましたが一切ありませんでした・・・。
でも「あったらいいな」と思うシチュエーションですよね。

【つまらない大人になっていないだろうか。】

「つまらない大人になっていないだろうか。」って問われると、車に限らずハっとしますね。

さて・・・

同じシリーズで他にもいくつかあるのですが、このCM見終わった後ってちょっとテンション上がりませんか?

共通してるのは、CMの中のストーリーは多くの視聴者が体験したシーンだったり、願望として持っていたりする場面ですね。

つまり

“共感しやすいシーン、共感しやすいキャッチコピー。”

であるという事。

これはつまり

“相手が潜在的に持っていたり、求めているものを言葉や映像にして再認識させている”

のでストレートに届きやすいのです。

ホームページの原稿なども同じです。
例えば・・・そうですね、インテリアのリペア屋さんの場合、

【1】 最新の○○剤と確かな職人の技をお試し下さい!

【2】 傷んだインテリアはありませんか?
   大切な家具を昔の姿に甦えらせます。

やっつけで微妙なコピーではありますが、【1】は売り手目線のキャッチコピーです。
“自分達はこんな事が出来ます!”
というアピール。

【2】は【1】に比べれば買い手目線。
“相手の状況、サービスによって買い手が得られるイメージ・メリット”をアピールしています。

売り手側としては、“いかに自分達が優れているか”をアピールしたくなってしまいます。
しかし、実際には買い手にとってそんな事はどうでもよくて、

“製品又はサービスによって買い手が得られるメリット・幸福感”

を訴求した方が共感を得る事が出来ます。

ただ、上記の例て言えば、買い手が既にインテリアのリペアを決定していて、発注先を探す状況の場合は【1】の方が適切であったりするので、買い手の状況をよく考えて最適なキャッチコピーをつけましょう!

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以下脱線余談
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【三菱自動車 企業広告 「二人の競争」篇】

このCMもいいですね。思わずニヤっとしてしまいます^^

【Honda企業広告「F1」 – 究極篇】

カッコイイ!HONDA・・・F1復活して欲しいです・・・。

さて、みなさんどんなCMがお好きですか?

この記事を書いた人

石川栄和代表取締役
名古屋のウェブ制作会社数社に10年程度務めた後、株式会社ベクトル設立。
企画・運営・コンサルティング〜WordPressを中心としたシステム開発まで幅広く携わる。
[ 著書 ]
・いちばんやさしいWordPressの教本(共著)
・現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド(共著)
[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
WordCamp Tokoy 2023 セッションスピーカー
WordCamp Asia 2023 セッションスピーカー(LT)
WordCamp Niigata 2019 セッションスピーカー
WordCamp Haneda 2019 セッションスピーカー
WordCamp Osaka 2018 セッションスピーカー
WordCamp Kyoto 2017 セッションスピーカー
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