WordPress 6.4 で追加された theme.json でのレイアウトコントロール( allowEditing )の無効化設定について


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WordPress 6.4 から theme.json の指定でレイアウトコントロールを無効化できるようになりました。まずは元記事は以下です。

上記の記事を見ただけでは意味がよくわかりませんでした。実際の画面で見てみましょう。

通常例えばグループブロックだと以下のような感じで設定サイドバーにレイアウトコントロールが出ているのが確認できます。

そこで、以下のように theme.json で settings > layout で allowEditing : false を指定します。

"settings": {
    "layout": {
        "allowEditing": false
    }
}

すると…

なるほど、レイアウトパネルがなくなりました。

ブロック単位で指定が可能

この指定方法の場合、全てのブロックでレイアウト設定が無効化されてしまいますが、特定のブロックだけ無効化する事ができます。

例えばコアのボタンブロックは以下のようにレイアウトパネルがあります。

これを無効化する場合は以下のようにブロックを指定して無効化します。

"settings": {
    "blocks": {
        "core/buttons": {
            "layout": {
                "allowEditing": false
            }
        }
    }
}

すると…

なるほど、消えました。

が…まぁ特に消す必要なくないですかね?

受託用にオリジナルテーマとかの場合は変更されたくないケースがあるからですかね?

現場からは以上です。

この記事を書いた人

石川栄和代表取締役
名古屋のウェブ制作会社数社に10年程度務めた後、株式会社ベクトル設立。
企画・運営・コンサルティング〜WordPressを中心としたシステム開発まで幅広く携わる。
[ 著書 ]
・いちばんやさしいWordPressの教本(共著)
・現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド(共著)
[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
WordCamp Tokoy 2023 セッションスピーカー
WordCamp Asia 2023 セッションスピーカー(LT)
WordCamp Niigata 2019 セッションスピーカー
WordCamp Haneda 2019 セッションスピーカー
WordCamp Osaka 2018 セッションスピーカー
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