６月３日早朝6時頃に再公開された事を確認いたしました。２時頃にレビュワーの方からのメールが届いていたので、実際にはその時点で再公開処理いただけたものだと思います。
VK All in One Expansion Unit が 6月２日現在公式ディレクトリにて公開停止となっております。
原因と経緯についてご説明いたします。
発生の経緯
まず先日 VK All in One Expansion Unit （以下 ExUnit）で大きな構造変更を行いましたが、ExUnitは既にユーザー数が多く、新バージョンをいきなり公式ディレクトリで公開すると、ユーザーが戸惑ったり、環境によって不具合を引き起こす事が懸念されたため、テストバージョンのインストール機能を追加してリリースしました。
そして、ここ数日は新バージョンなどのトラブルが出ていないかをキャッチアップするためにtwitterで「VK All in One Expansion Unit」で検索し、以下のツイートを発見したのでリツートしました。
内容としては公式ディレクトリ以外の場所からアップデートを配布する事自体がガイドライン違反であるという事でした。
ただ、
- 発見したのが金曜日深夜であった。
- 脆弱性や致命的な不具合などユーザーに即座に実害の出るという性質のものではない。
- 他のテストアップデートの方法を知人などが知っていたらtwitterなどで声をかけてくれるので、有益な情報を待ってから対応した方が業界で主流の実装ができる。
- Slackで質問するのも英語必須でハードルが高い。
という理由で、週明け月曜日に具体的な対策の調査・対応を想定していました。
しかしながら、本件に関する最初の報告はそれ以前にフォーラムの方にされていたようで、「認識しながら数日で改善の気配がなく悪質である」という事で、通報・公開停止という流れになりました。
これに関してはWordPress公式フォーラムへの投稿は、通知メールが作者に届くわけではないので（メンション付きや返信などは届く）、WordPress公式フォーラムフォーラムを毎日巡回するか、自分のプラグインのフォーラムに関する事を通知するようにAPIなど設定したりしないと気付かず（追加 : WordPress公式ディレクトリで公開している自分のプラグインについて、フォーラムの投稿通知設定方法）、twitterで自分で検索して発見した金曜日の深夜より前の時点では本件を認識していなかった事は強調させていただきます。
しかしながら、土曜〜日曜の午後非公開処理になるまでに対応する時間がなかったわけではありませんので、その遅れについて怠慢であり大変申し訳ありません。
また、当然ながら悪気の有無にかかわらずガイドライン違反のプラグインが公式ディレクトリにあるべきではないので、今回の措置も至極当然であると認識しています。
現在の状態とご利用のユーザー様へ
現在は該当のアップデーターは削除したバージョンをアップし、再度レビュー申請中です。
公式にアップ修正版は公開停止前の８系の中身ではなく最新の構造に変更した 9系の中身になりますので、公式ディレクトリでの公開が再開されてアップデートの際はご注意ください。
お急ぎの方はこちらからダウンロードしてください。
テストバージョンのアップデートについて
テストバージョンのインストール機能については一旦削除しました。またガイドラインに違反しない形で実装方法をまた調査して実装したいと思います。
お詫びと感謝
今回利用者の皆様にはご迷惑おかけして大変申し訳ありません。
お恥ずかしい事ではありますが、今回のように指摘いただいて間違い気づく事ができるのは自分としても勉強になり、改めてガイドラインを確認するきっかけになりました。また、他の開発者の方にも本件が知れ渡る事で、広く知見が共有されてまたコミュニティーが成長してゆくと思います。
公開再開されましたらまたご案内させていただきます。
今後とも VK All in One Expansion Unit をよろしくお願いいたします。
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