ランニングコストが安くて使い勝手が良いという理由で非常に人気の「さくらのレンタルサーバ『スタンダード』」。
しかしながら、ここ最近は他社サーバーの方が
- 無料でSSLが使える
- 表示速度が早い
という事を踏まえてそちらを利用する事も増えていたのですが、さくらのレンタルサーバがさらにデキるようになっていたと、今さらながら知りまして。。。orz
無料でSSLが使えて表示速度も速くなり、さらに更にバックアップ機能も！
ということで、改めて「さくらのレンタルサーバ『スタンダード』」の魅力についてご紹介していきます。
もっと早くに知っていれば良かった。。。くはぁ〜！！
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無料SSL
SSLとは、ざっくり言えばホームページと閲覧者とのやり取り（通信）を暗号化して、セキュリティを強化する施策です。
URLの表記が「http://***」→「https://***」となり、鍵マークが表示されるようになるため、見た目でSSLに対応しているかどうか分かります。
2018年7月以降、GoogleクロームがSSLに対応していないホームページに対して警告表示を行うようになったことで、一気に注目されるようになりました。
しかし、SSLの導入には証明書の取得に費用がかかったり、手続きがめんどくさかったりとハードルがありましたが、さくらのレンタルサーバでは、2017年10月より、管理画面から無料で簡単に設定できるようになりました。
※WordPress側のSSLの設定についてはこちらを参照ください。
手動だと地味にハマるSSL化を、ワンクリックで簡単に設定してしまう「Really Simple SSL」プラグイン
表示速度の高速化
ホームページにアクセスして、実際にページが表示されるまでに待ち時間が発生すると、それをストレスに感じるユーザーは離脱します。
そして、ユーザーにストレスを与えるホームページをGoogleは良しとしないので、SEOに悪影響を及ぼします。
そのような理由から、表示速度の高速化はホームページを運用する上で大事な要素となり、どうすれば早くなるのか頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
2018年7月、さくらのレンタルサーバでは、WordPressなどのPHPアプリケーション表示速度向上に効果のあるAPCuキャッシュ機能をリリースしました。
この機能を有効化するには条件などもありますが、これにより、あの手この手でやってきた高速化対策とは違い、明らかに早さを実感できるようになります。
表示速度の高速化について詳しく知るバックアップ＆テスト環境の構築が簡単に！
そして、かなりオススメしたい機能が2018年1月にリリースされました
「バックアップ＆ステージング」！
管理画面から簡単にバックアップの取得とテスト環境の構築ができるものです。
- オプションなどの追加料金無しで利用可能
- バックアップ＆復旧が管理画面から簡単にできる
- ステージングからのリリースも簡単！
と至れり尽くせりで激推しです！
バックアップとリリースが簡単にできる！
バックアップ機能（ここでは、「スナップショット」と言います）は、管理画面の操作のみで1サイトにつき最大8件、バックアップが取得できます。上書きもできるので、上限に達したら古いものから順に削除されます。
お好きな時に手動で取得する方法と、あらかじめスケジュールを決めておいて自動で取得する方法を組み合わせて使えます。
また、万が一の場合にバックアップしたデータの中から好きなものをリリース（復旧）することもとても簡単にできるので、操作に不慣れな方にとって、心強い機能です。
ちなみにですが、WordPressでホームページを運用している場合に限り、データベースも一緒にバックアップが取れます。
テスト環境も簡単に構築できる
テスト環境（ここでは、「ステージング」と言います）は、アップデートや修正など本番サイトを触って、もし万が一、不具合が発生したらどうしよう、なんて考えている方にこそご活用いただきたいです。
事故を未然に防ぐだけでなく、テスト環境を触って問題なければそのまま本番環境にデータを反映させる、なんてことも簡単な操作でできてしまいます。
アップデートやちょっとした修正の度に、制作会社に依頼をするなんて必要がなくなり、大幅な時間とコストの削減にもなります。
ちなみに、ファイルのアップロードや削除、フォルダの追加なども管理画面から簡単に行えます。
「バックアップ＆ステージング」について詳しく知るまとめ
これだけ便利な機能が管理画面から操作できて、それでいてランニングコストも抑えられる（つまり、安い）となると、さくらのレンタルサーバを使わない理由はありません。
「バックアップ＆ステージング」機能は、他社でも似たサービスを展開しているところはありますが、操作性はかなりシンプルで、個人的にはとても分かりやすいなと思いました。
設定方法などは改めて記事にする機会があればご紹介しますが、運用中のサーバを乗り換えたい、これから新しくホームページを立ち上げたい方は、ぜひご利用くださいませ。
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この記事を書いた人
- ディレクター
- 2015年の「WordFes Nagoya」では、実行委員長を務めさせていただきました。
フルサイト編集対応ブロックテーマ
WordPress テーマ X-T9 は、WordPress 5.9 から実装されたフルサイト編集機能に対応した「ブロックテーマ」と呼ばれる新しい形式のテーマです。
ヘッダーやフッターなど、今までのテーマではカスタマイズが難しかったエリアもノーコードで簡単・柔軟にカスタマイズする事ができます。
パターンを使って
よりクオリティの高いサイトに
パターンとは、WordPressのブロックを組み合わせて作ったデザインテンプレートのようなもの。プロのデザイナーが制作したパターンを300以上公開中！コピペしながら高品質なサイトを簡単に作れます。